ROBOT魂 フルアーマーZZガンダム レビュー

表面

裏面

続いてブリスター状態。

重武装の割に一層で収まっています。ハイパー・メガ・カノンが身長よりも長い事がわかります。
続いて素立ち。

増加装甲は着脱できない分、重装甲かつ可動を妨げないバランスの取れたプロポーションになっています。

ちょっと驚いたのが背中とバックパックの隙間。

最初は取り付け方が間違っているのかと思いましたが、ポーズを取らせると納得の隙間です。
肩アーマーの逃げしろや腰の回転を考慮するとこれくらい必要なんですね。

なおバックパックは根本で上下左右に傾けられるのでポーズ付ける際に役立ちます。
フルアーマーならではのミサイル群。
バックパック頭頂部のミサイルカバーが開閉します。

胸のミサイルカバーも開閉します。

細かいところですが、胸中央のメタリックグリーンがちゃんと塗装されているのは嬉しいです。
左腕のミサイルカバーも開閉します。

ビームサーベルは基部で前後に可動します。

腕を上げてみると肩アーマーが邪魔になるので、背中とバックパックとの空間が大事になるのがよく分かります。
バックパックの羽も広げることが出来ます。

あまり意味が無い可動かなと思っていましたが、これは足を曲げた時に邪魔になるので干渉避けになります。
バックパックは腰に接続されます。そして腰リアアーマーはバックパックの支柱を通した状態で可動します。

股関節はM字になっており、下方に引き出すことで太腿を長く見せることができます。

腰フロントアーマーは中央の増加装甲と左右の装甲が別々に可動します。

腰増加装甲についているチューブは柔らかく、しっかり接合されているようです。動かしても外れないのでストレスが溜まりません。

腰はあまり回りませんが、バックパックとの関係を考えるとしかたないところ。腰はボールジョイントなので前後左右にも傾けられるのがポーズ付けに役立ちます。

腰フロントアーマーが45度くらいしか開かないので、あまり太腿を上げることは出来ませんが、反対側の股関節を伸ばすことで膝立ちっぽいポーズが可能です。
肘は90度以上曲がります。装甲や武装を考えると十分な可動域です。
肩は引き出し、アーマー跳ね上げで優秀なのですが、脇を広げると上腕カバーと下腕の装備が干渉して45度程度になってしまうのが少し残念です。
あと、動かしていて気づいたのですが、脹脛のスラスターが足首側を軸として少し可動します。

足の可動域には影響しないのですが、そういう設定なのでしょうか。
腕に取り付けるダブル・ビーム・ライフルはグリップを付けて手持ちにも出来ます。

ただ、右腕のボールジョイントが丸見えになってしまいます。まあ、この機体ではあまり手持ちさせることはないのですが。
おまけ機能としてライフル先端にビームサーベルパーツを取り付けることが出来ます。

発射シーンのエフェクト代わりですかね。長いです。重いです。ライフルを脇に抱えるとギリギリ保持できました。
ハイパー・ビームサーベル両手持ち。

太くて長いし、ダボでしっかり把持できるし、持ち手に斜めに角度がついてるし、言うことなしの出来です。
続いてはハイパー・メガ・カノンです。
装備には右肩の前面パーツとバックパックのミサイルコンテナを外します。

なお、左側でも同じパーツは外れますので、左側でも装備できそうです。(ケーブルは付けられませんが)
バックパックのミサイルコンテナの代わりにハイパー・メガ・カノンを差し込みます。

(ケーブルを接続するの忘れてました)
グリップカバーを開いてグリップを持たせることが出来ます。(カノン後部の上面パーツを開くのを忘れています)

しかしハイパー・メガ・カノンのケーブルが難点ですね。取り付けにくく、外れやすい。設定や形状の都合で仕方ないのですが、久しぶりのイライラパーツです。腰裏側への接続は諦めました。
ハイパー・メガ・カノンの根本がボールジョイントで可動しますが、腕の可動(とケーブル)との都合上、そんなに動かせませんね。

長物はケレン味があって好きなのですが、劇中に出てきてないので思い入れが少ないのと、ケーブルでイライラさせられるので、好きになれませんね。設定を無視して手持ち武器として持たせるならまだいいかも。
というわけで劇中のシーンで最後です。

左腕は縦向けだったでしょうか?

1:1の画角で絵になるのがZZですね。

ZZはあまり好きな機体でもなく、フルアーマー装備ではFAZZのカラーリングのほうがカッコと思っているのであまり期待していませんでしたが、重装備の割によく動く、とても良いアイテムでした。買ってよかったです。
テーマ : 機動戦士ガンダムシリーズ
ジャンル : アニメ・コミック